実労働時間の見える化が、社員の健康管理や業務負荷の平準化につながりました!
VFR株式会社 様
VAIOがPC事業で培った高度な設計・製造技術や国内外のサプライチェーンのマネジメント能力等をドローンに有効活用し、ドローン事業者に向けて、可用性及びコストパフォーマンスの高い機体、コンポーネント、及び関連ソリューションを提供しているVFR株式会社様にお話を伺いました。
労務管理
業務管理
セキュリティ
IT資産管理
Eye“247” Work Smart Cloud 導入前後
導入前の課題
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勤怠管理システムだけでは、実労働時間を把握できなかった
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特定の社員に作業が集中していることがあった
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社員が増え、情報セキュリティやIT資産管理が課題になった
導入後の効果
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実労働時間が見えるようになり、深夜労働やサービス残業がないかチェックできるようになった
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業務の平準化や健康管理につながり、社員の労働に対する意識が変わってきた
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情報セキュリティのリスクチェックやIT資産を簡単に管理できるようになった
導入インタビュー
今回、お話しを伺った方
■管理部 担当部長
田所 秀貞 様
■営業・事業開発部 担当部長
野田 夏梨 様
事業内容について
VFRは、VAIOがPC事業・EMS事業を通じて蓄積してきたユニークな強みを活かしながら、多様な関係者とのオープンな共創を通じて、ドローンの可能性を拡張し、発展させています。社会インフラの運用コスト低減、新たな社会インフラの実現や、災害対応の迅速化等を通じ、レジリエンスの高い豊かな社会を実現していくため、新たな価値を創出してきました。
一番の強みは、量産製造を前提に量産開発から受託できることであり、これまで多数の量産開発・量産製造に携わってまいりました。その他にも、ドローンに組み込まれるモジュールなどの部品についても、開発・製造を行っております。今後も、より一層自社の強みを活かすべく、国内外問わず量産開発/製造を募り、次世代モビリティの社会実装に貢献いたします。
導入のきっかけと決め手
導入検討のきっかけは、社員の健康管理
すでに他社のクラウド型勤怠管理システムを導入していましたが、社員の自己申告の勤怠しか把握できておらず、実労働時間を把握できていないことが課題でした。
弊社はスタートアップなので、どうしても長時間労働が発生してしまっており、社員の健康管理に不安がありました。そして、社員の健康維持の為に、実労働時間の把握が必要だと感じ、客観的な勤怠データが取得できるツールを探し始めました。
また、近年、社員が急激に増えたこともあり、情報セキュリティやIT資産管理も弊社の課題となっていました。
機能が多く、リーズナブルな価格が決め手となった
『Eye“247” Work Smart Cloud』は、「労務管理」「業務管理」「セキュリティ管理」「IT資産管理」と、弊社の課題を解決できる機能がすべて備わっていました。
導入検討時は他社のツールと比較検討しましたが、機能数に対し、価格が非常にリーズナブルだったので、
『Eye“247” Work Smart Cloud』を導入することに決定致しました。
導入はスムーズに、導入後はマイナスな意見もなく使ってもらえている
インストールは一括でスムーズに行うことができた
ツールをインストールする際に、サイレントインストールで全社員のPCに一括で入れられるというのも非常に助かりました。社員一人一人にインストールしてもらうと手間や時間がかかりますが、一括で入れることができたので、社員に負担をかけることなく、スムーズに導入できました。
導入前も導入後も社員の反発はなかった
導入前に「長時間労働が課題となっているので、社員の労働時間を把握し、作業の平準化を行いたい。」と各部門へ説明して回りました。その甲斐もあってか、導入してからも不満をもらったことはありません。
セキュリティに関しても、URLのアクセスやファイルの扱いなど、管理部が見ている部分はあると伝えてはいますが、特段、「縛られている」「見られているのが嫌だ」などのマイナスな意見は今のところなく、”良い意味で”意識しないで業務にあたってもらえていると思っています。
実労働時間のデータを健康管理や業務負荷の平準化に活用
定期的に勤怠システムのデータと実労働時間を見比べている
管理部で、毎週、毎月の周期で『Eye“247” Work Smart Cloud』から、作業時間と実労働時間(1日の最初と最後の操作ログ)のデータをCSVでダウンロードして表を作り、勤怠管理システムのデータと並べて大きな乖離がないか見ています。実労働時間の見える化から、深夜や早朝に無理をして働いている社員はいないか、サービス残業をしている社員はいないか、確認できるようになりました。
長時間働いている社員が見つかった際には、上長や本人に対してヒアリングや面談を行い、健康状態や精神状態の確認を行っています。また、業務負荷が偏っている場合は、業務負荷の平準化ができるように仕組みを考えています。
こういった活動もあり、最近は社員の労働に対する意識や考え方が少しずつ変わってきているように感じています。
今後のEye“247” Work Smart Cloudの活用方法について
一番の課題だった「健康管理」や「作業の平準化」は、作業時間や実労働時間の見える化で解決することができました。しかし、その他の課題としてあった「情報セキュリティ」の部分はまだ使いきれていない機能があるので、これから設定していけたらと考えています。
「会議中を作業時間として計測する仕組み」や「他社の勤怠システムとの連携」など、開発いただけるとさらに集計が楽になるので、期待してお待ちしています。